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董卓様が好きだ家康様が好きだ 家光様が好きだ 変わった人が好きだ。
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追記っていうか

携帯がわとうたくとたいけんひっさげてます
また後で出します(´・ω・`)




▼まごひで


「なあ、秀吉」
「ん、何じゃ?」
「信長のこと、好きなんだろ?どんくらい好きなんだ?」
「んー、そうさなぁ…」

それはまあ、好奇心からだったのだが。

「信長様の為ならわしは何でもする、ああ…お前を殺せと命じれば…わしはその場で首を斬り落とす。」
「冗談だろ…?」

ひやりとした。
時に、恐ろしく。時に、冷たく。
まるで違った顔をする。
すぐにへらっと顔を綻ばせて。

「ははっ、おみゃーはまだ若い!若すぎる……故に気付かない。そんだけだ」
「…何、言ってるか全然分かんねぇ……」
「分かんなくていーんだ」

そうやって笑う姿を見ながら俺は、信長に嫉妬する。
沸々と溜るいやな感情。

「信長ねぇ………」

小さくぽつりと呟いて、草原に寝転がり顔を思い浮かべれば妙にむしゃくしゃする。
その横に秀吉が寝転がって、俺の服をついと引っ張った。
ん、とそちらへ体ごと向ける。

「……なあ、秀吉ぃ」
「ん?」



「好きって言ったらどうする?」

彼の髪に付いた草の葉ををひとつ指で掬って取る。
こんな風に、君の心も楽に奪い取ってしまえば楽なのにな。
もし、これが彼ならば風になんか乗せず、俺の胸で温めてあげるのに。

「……頭打ったか?」
「ひでぇ」

……本気だ。
小さく笑う。

「折角の冗談言うならわしを口説くぐらいしてみんか!」
「……この草原に一輪の可憐な花が咲いてるよ。どれだと思う?…目の前にいる君さ!俺を虜にしてくれたね」

言われて普段のように言ってみたが、どうもしっくり来ない。

「ぶふーーっ!」
「おいおい、吹くなよ。本気だぜ?」
「ははっ!じょーだんは顔だけにしとけ、孫市っ」
「おまっ…!そりゃ、ねーだろ」
「いででででで!!」

ほら、こんなのできるのはきっとダチの俺だけ。



あんただけのもんじゃない。





◎シャリさんに便乗。まごひでかはわからいけど…
マゴの台詞はノリでいけますがはずかしい奴ですね
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